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弁護士田島正広の“立憲派”ブログ

田島正広弁護士が、注目裁判例や立法動向、事件などを取り上げ、法の支配に基づく公正な自由競争社会の実現を目指す実務法曹としての視点から解説します。

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企業の皆さんが弁護士に相談しない理由

 先日このブログで,日弁連が実施した中小企業弁護士ニーズ全国アンケートを採り上げました。

中小企業弁護士ニーズ全国アンケートに見る弁護士像

 このアンケート結果を踏まえて,弁護士がこれからどう変わっていかなければいけないかについてのフォーラムが先日札幌弁護士会主催で開催され,私もパネリストとしてお呼び頂きました。その際,中小企業診断士の先生からご指摘頂いた中で印象的だったのは,弁護士から企業へのアプローチが足りないとの点でした。なるほど,弁護士の場合は,事務所で待ちの姿勢でいることが多く,せっかくクライアントに顧問契約を頂いていても,特段の相談がない場合限りは,弁護士側から連絡することも訪問することもなく,年賀状と請求書のやり取りしかないという場合が散見されるように思います。「ご相談を頂いてしばらくしてから,『その後どうなりましたか?』との一言があると,印象が違います。」とのご指摘も,中小企業診断士の先生から頂きましたが,これも思わずうなずかずにはいられないものでした。

 上記アンケートでも,法的課題を弁護士以外の方に相談した理由としては,「相談企業の業務を熟知しているから」55.1%,「相談事項に関する専門知識があるから」38.8%,「ひんぱんに連絡を取っているから」36.2%と続くところです。相談企業とひんぱんに連絡を取って相談を受けていれば,自ずからその企業を熟知し,その企業が直面する相談事項に関する専門知識も高められるというものです。アンケートに現れた数字と,現場を知る方の実体験の両面から,弁護士としての業務のあり方を考えさせられる経験でした。

 弁護士 田島正広

○関連リンク
田島総合法律事務所
フェアリンクスコンサルティング株式会社
パンダ君のコンプラ




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