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弁護士田島正広の“立憲派”ブログ

田島正広弁護士が、注目裁判例や立法動向、事件などを取り上げ、法の支配に基づく公正な自由競争社会の実現を目指す実務法曹としての視点から解説します。

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納税データ整理を「知り合い」に手伝わせるとは!?

和歌山県、納税データ整理を知人に手伝わせた男性主任を減給処分

【 (和歌山)県は2日、個人情報を含む納税データの整理作業を知り合いの民間人に手伝わせたとして、紀北県税事務所の男性主任(47)を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分とした。また、管理監督責任を問い同事務所長(60)と次長(60)を訓告処分とした。】

(3日・産経新聞)

 報道によると,和歌山県の紀北県税事務所の主任が,表計算ソフトの操作に不慣れで,詳しい民間男性に2,3時間手伝わせたとのこと。発覚経緯は,別件の内部通報があり(そちらの事実関係は確認されなかったとのこと),調査の過程で本件が発覚したようです。

 納税データは,個人の財務情報として非常に重要な個人情報です。それが,何らの秘密保持義務も課されることなく,「表計算ソフトが不慣れ」という理由で(!?),しかも「知り合い」(!?)の閲覧に供されたということですから,これが事実であれば,真に嘆かわしい情報管理体制というほかありません。この人達は,自分が扱っている情報の価値というものをどう考えておられるのでしょうか。

 当然ながら,自治体には,情報管理体制の強化はもちろんのこと,表計算ソフト程度は満足に扱えるように指導を徹底して頂きたいものです。

 弁護士 田島正広

○関連リンク
田島総合法律事務所
フェアリンクスコンサルティング株式会社
パンダ君のコンプラ




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